これまでの活動・事業

☆NPO運営の図書館として、さまざまな活動を行っています。

ニューズレター「ほんとあそぶ」発 行

図書館職員とボランティアからなる「広報部」により、図書館の会員向けの広報誌を年3回、1500部発行しています。 行事や活動のお知らせと報告、別刷りの「ほんとあそぶプラス」では新刊の紹介(20冊前後)等を掲載し、図書館会員、県内図書館ほか関連団体にもお届けし ています。

誌面ではこどもの図書館をご支援くださっている団体会員や協賛団体のご紹介も行っています。

企画展

1999年12月開館時の「クリスマスの本」展からはじまり、2階多目的スペースでは年間7~8前後の企画展を行っています。 「クリスマスの本」展、「センス・オブ・ワンダーランド」、「おいしい本、み~つけた!」など、毎年切り口は変えながら継続して行っている企画展もあれ ば、「ずっと映画と一緒だった」や「ウォルドルフ人形 心を育む人形たち」など、他団体と共催して行ったものや、国内外を巡回している「世界のバリアフ リー絵本」展、「アフリカを読む 知る 楽しむ子どもの本」では、資料をお借りして展示したり…。JBBYの巡回図書展「世界のバリアフリー絵本展」はこ れまでに3回行いました。

これからも多彩なテーマ企画展に取り組み、豊かな本の世 界を届けていきたいと考えています。

上記の企画展のほかにも、講演会や映画の上映、ワークショップなど多彩な行事をおこなってきました。

講演会・講座

谷川俊太郎さん、長田弘さん、内田麟太郎さん、清水真砂子さん、斎藤惇夫さん、正置友子さん、金原瑞人さん、別役実さん等をお迎えし行 いました。

第一回目の講師には上橋菜穂子さんを、二回目には荻原規子さんをお招きして行った「YA読書フォーラム」。これは図書館の “YaYaYa読書会”メンバーが実行委員として企画、運営を行う、若い人が主体の事業です。これからも継続して取り組みたいと考えています。

小林衛己子さんのわらべ唄講座、桂文我さんの「おやこ寄席・独演会」は、定例行事となるよう取り組んでいます。

ワークショップ

田島征三さん〈木の実のワークショップ〉、あべ弘士さん〈壁画づくりワークショップ〉、織田信生さん〈立派な親子の肖像画〉〈マザー・グースを描こう〉、 西村繁男さん〈顔・か お・へんな顔〉〈ブラックボックスを作ろう〉、など行いました。

絵本の原画展

西村繁男さん『がたごと がたごと』、ピチクル ピチクル』、『おでんさむらい』、

田島征三さん『ガオ』

山本容子さん『おこちゃん』、『はなうた巡礼』

読書案内「夏休みに読みたい本」の発行

夏休み中にぜひ読んで欲しい本の読書案内(A3判1枚、低学年用・中学年用・高学年用の3種類)を2007年から発行しています。

2010年度は、高知県立図書館、高知市民図書館との連携事業として一緒に選書を行い、作成しました。高知県図書館協会より助成を得 て、高知市内の小学生全員に配布。市外の小学校については、学級数の配布。

2011年度も3館の連携事業として取り組みます。

講師派遣活動

●子どもたちへ
保育園、幼稚園、学校、地域の公民館・集会所などへ出張おはなし会やブックトークに講師を派遣しています。
●おとなの方へ
子どもと読書についての話や新しい本のご紹介、ブックトーク、また、NPO運営の図書館の話など、講師を派遣しています。
●読書ボランティアを志す方へ
子どもに本を手渡すために、基礎的な知識や技術を身につける研修会へ講師を派遣しています。
 
 ☆謝金等については、お問合せください(088-820-8250)
巡回こどものとしょかん

図書館のない、あるいは図書館はあっても本を手渡す人のいない町村と連携して、こどもの図書館より700冊前後の本を提供し、2~4週 間の 期間、“図書館”を開設。地域の子どもたちに図書の閲覧、貸出し、おはなし会などを体験してもらい、地域の図書館の充実と新たな図書館づくりの一助とした いと願い、企画しました。

★2008年度は、全労済地域貢献活動助成を受けて「巡回こどものとしょかん」事業を地域の方と、県の地域支援企画員のご協力を得て県 内 2ヵ所で実施。

・梼原町(人口約5,000人) 2008年5月24日~6月20日
(開館23日)来場者約650名 貸出479冊

・大川村(人口約500人)2008年6月25日~7月9日
(開館11日) 来場者約120名 貸出81冊

 ★2009年度は文部科学省より「知の拠点推進事業」の委託を受け仁淀川町内3か所で実施。  

・森地区   2009年10月20日~11月19日 来場者228人 貸出205冊 

・長者地区  2009年11月27日~12月22日 来場者137名 貸出108冊

・池川地区  2010年2月19日~3月10日 来場者252人 貸出156冊

 ★2010年度 「高知県県民会議促進事業費補助金」を活用・NPO高知市民会議、NPO高知市こども劇場との共同事業「おはなしの 森」として津野町(2か所)、四万十町十和地区で実施。
 ・津野町(葉山地区、東津野地区) 10月11日~29日 来場者271人 貸出162冊

 ・四万十町十和地区 2010年11月6日~12月4日 来場者254人 貸出653冊

 

 今後も継続して取り組みたいと考えています。詳細はこどもの図書館までお問い合わせください。

子ども読書ボランティア養成講座(子どもに本を手渡す人のための連続講座)

子どもたちが本と出会い、本を楽しむことができる環境をつくっていくことは、子どもの成長にとってたいへん重要です。

学校や図書館でのおはなしボランティアや、各地域のブックスタートボランティアなどを行っている方、これからボランティアを始めたいと 思っている方を対象に、2003年度よりほぼ毎年実施しています。

2011年度は県内5ヵ所で開催しています。全体会は脇明子さんを講師にお迎えし、

2012年2月4日に高知県立文学館でご講演いただく予定です。

開催年   開催地

   
2003年 田野町 高知市 大方町
2004年 奈半利町 高知市 窪川町
2006年 安芸市 高知市 黒潮町
2007年 香南市 高知市 四万十市
2008年 田野町 高知市 津野町
2009年 室戸市 高知市 佐川町
2010年 田野町 高知市 四万十市 須崎市
2011年 田野町 黒潮町 佐川町 本山町 中土佐町
ブックガイド『よんどく~当世若者読書案内~』の発行

2003年2月25日 初版発行、2003年11月25日 増補改訂版発行

 高知こどもの図書館の選んだ、中学生・高校生たちにぜひ読んで欲しい本のブックガイドとして、初版は「子どもゆめ基金助成事業」とし て製作・発行。その後、「公益信託高知市まちづくりファンド」の助成を受け、増補改訂版を発行(いずれも残部なし)。県内中学校・高校・図 書館・文庫・出版社などに無料配布しました。

『本・こども・NPO』の発行
開館5周年記念事業として発行しました。

こどもの図書館の成り立ちや、活動がよくわかると好評です。売価1,000円。金原瑞人さんや
(故)岸田今日子さんも寄稿して下さって おり、読み物としても楽しめる1冊です。残部あります。
ぜひお求めください。

~目次より~

第1章 高知こどもの図書館誕生ストーリー
ねらい:こどもの図書館ができるまでを楽しい読み物として伝える。
第2章 開館から5年間の活動
ねらい:開館から5年間の歩みを運営の厳しさと多彩な活動をもとに読み物として編集する。
第3章 子どもの未来、図書館の未来
ねらい:子どもと高知こどもの図書館の希望を語る

2010年度利用状況

2011年度総会資料より 利用状況  利用状況

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