簿記塾|個別指導|むつみの簿記講座 |
簿記を始めるにあたって何が必要?
簿記の勉強には、
そんなにたくさんの準備は要りません。
3級だったら
@教材(参考書1冊・問題集1冊・過去問題集1冊)
A電卓があればすぐに始められます。
それと、分からない事があればすぐに聞ける人がいたら最高の環境が整っています。
これだけで十分合格ラインまでいけます。
≪教材≫は書店に普通に売ってあるものだと1冊1,000円前後で手に入ります
私が使っているのも簡単に手に入るもので、「高い教材だから良い」「安いから悪い」ということはありません。
要はどんなふうに理解を深めていくかが大切です。
参考書では項目ごとに解説と練習問題があります。
参考書だけの問題では不十分なので問題集で理解を深めます。
簿記は詰め込み方式の勉強法は向きません・・
初めて簿記に触れる方は慣れない言葉がたくさん出てくると思いますが、1つ1つの項目をじっくり進めていくことが重要です。
一通り問題集が終わったら過去問題で出題傾向を見ていきます。
過去問題は何度でもできるようにコピーして使うと良いと思います
それと問題を解く途中、必ずメモしたり計算したりすることが必要になります
その時、問題用紙の余白を使うとゴチャゴチャして後で見直すのが大変なので、計算用紙(ルーズリーフ用紙、コピー用紙等何でもいいです)があれば便利です。
≪電卓≫の値段は1,000〜12,000円くらい(特殊な電卓はもっと高いです)と幅広いですが、計算できる桁数が8桁・10桁・12桁とそれぞれ違いますので良く見てから購入してください
簿記では計算する金額が大きいので12桁ないと計算できない場合があります。
12桁の電卓となるとやはり値段も少々高くなります。それでも4,000円くらいからありますよ。
良い物を買っておくとめちゃくちゃな扱いをしない限り壊れることはまずありません。
ずっと使えるので結構こだわって選んでも良いものだと思います。
それと、簿記の試験では音が出る、印刷機能が付いている、多機能電卓(関数電卓・売上計算、原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)は使用できませんので、どうせ買うんだったらといろんな機能が付いているものを買ってしまっては試験の時に慣れない電卓を使うことになり(最悪の場合電卓無し!?)
自分の力が発揮できなくなります。
「勉強する時も試験の時も同じ電卓で」が鉄則です。
個人的にはCASIOさんの電卓が好きです。
種類も豊富で反応も速いので安心してバリバリ打てます。
≪分からない事があればすぐに聞ける人≫がいたらどんどん聞きましょう!
簿記の資格を持っている人でも良いですし、簿記を勉強中の人でも良いと思います。
参考書を読みながら考えることも大事ですが、質問して「なんで?」「そっかぁ!」「なるほど!」「わかった!」と感じることで勉強が楽しくなってくると思います。
以前、後輩のAちゃんが測量の会社を辞めて自動車整備会社の事務へ転職した時「簿記を教えてほしい」と連絡があり、家庭教師を引き受けました。
彼女は毎週金曜日に仕事が終わってから40分車を走らせ、私の家で2時間の勉強。
終わったら1時間かけて家に帰っていました。
最初に「家で勉強していて分からないことがあればいつでも電話をかけてきて良いよ」と言っておきました。
彼女も些細なことでも聞いて疑問を疑問のままにしないようにしていました。
そして4か月後、彼女はみごと日商簿記3級に合格
入りたての職場で仕事を覚えながらまったく知らない簿記を勉強することはすごく大変だったでしょう・・
本人の努力はもちろんのことですが、身近で勉強のやりかたや試験を受ける時のことを聞ける相手がいたことは心強かったのではないかと思います。
彼女は今もその会社で頑張っています!
Aちゃんの家庭教師をする前にも簿記を教えたことはありましたが、彼女がきっかけで簿記(個別指導で)の塾をしたいと思い、そして実現することができました。
今では私の方が、Aちゃんに感謝・感謝です