2003年12月31日に行われたミニサッカー2003冬大会は、ゴール数が激減し、“守備的な”大会となった。
この大会での合計ゴール数は13。今までの大会では1大会あたり25〜30のゴールが生まれていただけに、極端に少ない数字である。
この理由として、各選手の守備意識が高かったことが挙げられる。この大会では、前日の合同練習で初めて組織的な守備の練習をした。そのため、各選手が相手選手をよく追い、的確な守備ができていたのである。
また、今までの得点パターンとしては、カウンターで守備の裏を突くケースが多かった。これに対して今回は、陶山・加賀宇の両選手が、背後のスペースを埋めるプレーを意識的に行っていた。このため攻撃側はフリーでシュートを撃てる回数が少なくなり、ゴール数が激減したのだ。
ゴール数が減ったことで、最終順位にも異変が起きた。今まではゴールを多く挙げる攻撃的な選手が上位にランクすることが多かったが、今大会での上位には守備の得意な選手が並んだ。上位3人のゴール数を合計しても計3ゴールにしかならない。
今回で10回目を迎えるミニサッカー大会。これまで個人技主体だったミニサッカーが、徐々に組織的なものに変貌を遂げつつあるのかもしれない。
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