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昇段審査




 合気道の審査は、試合形式を取らず、「基本形」の演武を審査員が採点します。各級における「基本形」は、下表の技や動作などを行います。

 審査員の「止め」がかかるまで同一技を左右表裏と行います。一つの項目を10点満点として、合計の平均が6点以上の者を合格とします。

 審査員は、演武者の審査にあたっては、次の諸点にポイントを当てて見ています。
 姿勢、間合い、心、気力の一致、
 技のリラックス度、タイミング、スピード、バランス、呼吸力

 昇段審査の場合には、構えから残心までをスムーズに行わなければなりません。
 さらに、「技」の品位が要求され、「技」の美しさ、豊かさも求められます。
 また、技術面の外にも合気道に対する考え方や、合気道の精神面の理解度を示すために、弐段・参段の受験者は感想文、四段の受験者は指定された課題の小論文を提出することになっています。

 審査時に審査員から「待て」が掛かった場合には、動作が間違っていることがほとんどです。この時に、技がきちんとできておればOKです。この時に技を間違えると失格になります。

 免状授与式はゴールではなく、新しいスタートです。昇級ごとに次々と新しいスタート台に立って、日々に新たな意気込みで修業をしていきたいものです。