花に添えた想い
arc3後|2006.07.29
「ある人に、この花とこの品を渡して欲しいんです」
あと、できたら差出人不明にして渡して下さい、と付け加える事を忘れずにアレクが頼むと、受付のギルド職員が驚いた顔でアレクを見た。
誕生日カードと一緒に添えた可愛らしい焼き菓子。
エルクの誕生日が今日だと知って、前以て準備して宿屋に預けていたのがこの誕生日カードと焼き菓子なのである。
クレスからお裾分けで貰った花はアレクにとって意外な贈り物となったが、だが、当のエルクの居場所が今まで分からなかったので、どうやってこの品を本人に渡そうかとアレクはずっと悩んでいたのだった。
しかし、エルクの居場所が分かった今、その悩みは彼方に追い遣られて心は晴れ晴れとしていた。
「依頼なら別に構わないが…しかし、同じ大陸に居るんだから、直接渡せる機会もあるだろうに…」
「直接渡したら、差出人不明の意味が無いじゃないですか。それじゃ、頼みますね」
にっこり、と駄目押しの笑顔付きで引き上げたアレクの後ろ姿を、ギルド職員が溜息混じりに眺め遣った。
「僕だって、依頼を頼む事だってあるさ」
と、後に漏らしたとかどうとか。
贈り主が自分だと言う事を、エルクが分からなくても一向に構わなかった。
贈り物が届いた時のエルクがどんな反応をするのか、ただそれだけが気掛かりではあったが、エルクの事だから一概に粗末に扱う事は無いだろうと思いながら。
ただ、自分の好きな人に、言葉の代わりの気持ちを贈る事ができる嬉しさを胸に。
アレクは、雲一つない晴天の空を眩しそうに見上げた。
あと、できたら差出人不明にして渡して下さい、と付け加える事を忘れずにアレクが頼むと、受付のギルド職員が驚いた顔でアレクを見た。
誕生日カードと一緒に添えた可愛らしい焼き菓子。
エルクの誕生日が今日だと知って、前以て準備して宿屋に預けていたのがこの誕生日カードと焼き菓子なのである。
クレスからお裾分けで貰った花はアレクにとって意外な贈り物となったが、だが、当のエルクの居場所が今まで分からなかったので、どうやってこの品を本人に渡そうかとアレクはずっと悩んでいたのだった。
しかし、エルクの居場所が分かった今、その悩みは彼方に追い遣られて心は晴れ晴れとしていた。
「依頼なら別に構わないが…しかし、同じ大陸に居るんだから、直接渡せる機会もあるだろうに…」
「直接渡したら、差出人不明の意味が無いじゃないですか。それじゃ、頼みますね」
にっこり、と駄目押しの笑顔付きで引き上げたアレクの後ろ姿を、ギルド職員が溜息混じりに眺め遣った。
「僕だって、依頼を頼む事だってあるさ」
と、後に漏らしたとかどうとか。
贈り主が自分だと言う事を、エルクが分からなくても一向に構わなかった。
贈り物が届いた時のエルクがどんな反応をするのか、ただそれだけが気掛かりではあったが、エルクの事だから一概に粗末に扱う事は無いだろうと思いながら。
ただ、自分の好きな人に、言葉の代わりの気持ちを贈る事ができる嬉しさを胸に。
アレクは、雲一つない晴天の空を眩しそうに見上げた。
はいはいはーい。言っちゃっても良いですか?
アレク可愛いww
何こいつっ!!
ほんと一途なヤツめが〜、可愛いでないか!
くそ〜、やるな(何が
やっぱ玲さまのアレクが大好きです・:*:・(*´▽`*)うっとり・:*:・
いいな、エルク…とか思ってしまったよ。
こちらは「Arc発売十周年記念及びエルクの誕生日」フリー小説でした。
ああ右手が勝手にマウスを…っ、そしてコピペです。迷いなし。
さあそんな素晴らしい玲さまのHPはコチラから行きましょう。ほらほら、押したくなってくる〜。
アレク可愛いww
何こいつっ!!
ほんと一途なヤツめが〜、可愛いでないか!
くそ〜、やるな(何が
やっぱ玲さまのアレクが大好きです・:*:・(*´▽`*)うっとり・:*:・
いいな、エルク…とか思ってしまったよ。
こちらは「Arc発売十周年記念及びエルクの誕生日」フリー小説でした。
ああ右手が勝手にマウスを…っ、そしてコピペです。迷いなし。
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