君と願いを
arc2|2007.10.08
そう正直に言えば、エルクは瞬きをふたつ。そして吹き出した。
「いや、オレの言い方が悪いんだろ?おめーなら分かってくれるかなーって、適当に言っちゃったからな」
「うわ、なんかそれ凹むよ…」
「?なんで?」
思わず呟いた言葉にキョトンと疑問で返されてしまって、ポコは黙った。
そしてエルクが先程言っていたことをなんとか頭に残った情報から整理することにした。絶対理解してやる、なんか悔しいから。
(えーと織姫と彦星の話をしていて『見たことしか信じない』んだったかな。エルクらしいよね〜ってそうじゃなくて、『見えないからって真実じゃないわけじゃない』ってことは、見えないものっていうのがキーワードなわけだよね?ん〜?あ、その前に、『雨がチャンス』って言ってたから…)
ハッと気付いて、勢いよくもう一度窓の外を見る。どんよりと雲が空を覆い隠して。
(2人が、見えない…!?)
「あー………なるほどね…」
「お、分かったのか?」
「うん、つまりボク達が見えない、雲の後ろでいちゃいちゃしてるってことだね」
「おおおお、ストレートに言いやがった…」
「なんかエルクらしい考えだねー」
「…シカトかコンチクショウ」
「さーてさーて、それじゃあ出し惜しみなお2人さんに願いを叶えて貰おうっと」
いそいそとポコはセロハンテープを手に、外から見えるように窓へ貼り付けていく。
最後まで無視されて、少々落ち込みそうなエルクは、溜息を深く長く吐き出して、ポコの隣へ。
嬉しそうな横顔を見ながら、仮止め程度のテープを指で押していく。
「よーし、完成!」
大げさにない汗を拭って見せたりして、ポコは笑い、つられてエルクも微笑んだ。
『僕等の願いが叶いますように』
そっと手を合わせた。
「いや、オレの言い方が悪いんだろ?おめーなら分かってくれるかなーって、適当に言っちゃったからな」
「うわ、なんかそれ凹むよ…」
「?なんで?」
思わず呟いた言葉にキョトンと疑問で返されてしまって、ポコは黙った。
そしてエルクが先程言っていたことをなんとか頭に残った情報から整理することにした。絶対理解してやる、なんか悔しいから。
(えーと織姫と彦星の話をしていて『見たことしか信じない』んだったかな。エルクらしいよね〜ってそうじゃなくて、『見えないからって真実じゃないわけじゃない』ってことは、見えないものっていうのがキーワードなわけだよね?ん〜?あ、その前に、『雨がチャンス』って言ってたから…)
ハッと気付いて、勢いよくもう一度窓の外を見る。どんよりと雲が空を覆い隠して。
(2人が、見えない…!?)
「あー………なるほどね…」
「お、分かったのか?」
「うん、つまりボク達が見えない、雲の後ろでいちゃいちゃしてるってことだね」
「おおおお、ストレートに言いやがった…」
「なんかエルクらしい考えだねー」
「…シカトかコンチクショウ」
「さーてさーて、それじゃあ出し惜しみなお2人さんに願いを叶えて貰おうっと」
いそいそとポコはセロハンテープを手に、外から見えるように窓へ貼り付けていく。
最後まで無視されて、少々落ち込みそうなエルクは、溜息を深く長く吐き出して、ポコの隣へ。
嬉しそうな横顔を見ながら、仮止め程度のテープを指で押していく。
「よーし、完成!」
大げさにない汗を拭って見せたりして、ポコは笑い、つられてエルクも微笑んだ。
『僕等の願いが叶いますように』
そっと手を合わせた。
というわけで、3ヶ月遅れの七夕こんにちは!夏が終わっちゃったよ、こんにちは!旧暦の8月にすら間に合わなくてごめんなさい;
えーと…七夕と言えば、図書館に笹が毎年設置されまして、図書館ラバーな私は毎年こっそり短冊書かせて貰ってます。
そんでその後、不謹慎にも他の人の書いた願い事を読んでみたりして。可愛らしい、愛しい願いばっかりで、本当素敵なイベントだなーと思います。
炎音は「願うな、自分の手で勝ち取れ!」みたいな感じなので、おちゃらけてばっかいますが、それでこそ彼等かな〜みたいなことをウダウダ思います。
…ってか本当にどうしたのこの仲良しさは…。お母さん心配です←
とにかく、ハッピースターフェスティバル!お粗末様でしたー。
えーと…七夕と言えば、図書館に笹が毎年設置されまして、図書館ラバーな私は毎年こっそり短冊書かせて貰ってます。
そんでその後、不謹慎にも他の人の書いた願い事を読んでみたりして。可愛らしい、愛しい願いばっかりで、本当素敵なイベントだなーと思います。
炎音は「願うな、自分の手で勝ち取れ!」みたいな感じなので、おちゃらけてばっかいますが、それでこそ彼等かな〜みたいなことをウダウダ思います。
…ってか本当にどうしたのこの仲良しさは…。お母さん心配です←
とにかく、ハッピースターフェスティバル!お粗末様でしたー。