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書体について 楷書体、行書体、草書体を「三体」という 篆書体、隷書体を「三体」に加えて「五体」という
(この他に「章草体」があるが一時期のものである)
楷 書 体




151-230 鐘よう(宣示表) 151-230 鐘よう(薦季直表 ) 348 楽毅論(王 羲之)
405 爨寶子碑 さんぽうしひ 458 爨龍顔碑 さんりゅうがんひ 495 尉遅為牛?造像記(龍門二十品)
498 始平公造像記(龍門四品) 500〜503 楊大眼造像記(龍門四品) 502 孫秋生造像記(龍門四品)
502 魏霊蔵薛法紹造像記(龍門四品) 510 論経書詩(鄭道昭)(北魏) 511 鄭羲下碑(鄭道昭)
522 張猛龍碑(北魏) 523 高貞碑(北魏) 元髟謗叙チ (北魏)
597 美人董氏墓誌銘 627 孔子廟堂碑(虞 世南)
初唐の三大家
632 九成宮醴泉銘(欧陽 詢)
初唐の三大家
?年  皇甫誕碑(欧陽 詢) 642 孟法師碑(ちょ 遂良)
初唐の三大家
653 雁塔聖教序(ちょ 遂良)
初唐の三大家
〜691 道因法師碑(欧陽 通) 744 楽毅論(光明皇后) 752 多寶塔碑(顔 眞卿)
1693 忠義堂帖(顔 真卿) 1693-1765 鄭板橋 ていばんきょう
揚州八怪の一人
1823-1894 張 簾卿(ちょうれんけい)宮島大八の師
1828-1905 副島(そえじま)蒼海 1829-1884 趙之謙(楷書四幅) 1838-1922 日下部鳴鶴(千字文)
明治の三大家
1867-1943 宮島大八
(佐藤氏念祖碑)
1893-1991 中川一政画家(裸の書)

行 書 体

 



 


344-386 王 献之(中秋帖他) 353 蘭亭叙八柱第一本(張金界奴本)
(虞世南の臨書→董其昌説)
353 蘭亭叙八柱第二本
(定武本)(北宗無名の人の臨書摸)
353 蘭亭叙八柱第三本
(神龍半印本)(馮承素の臨摸)
630 枯樹賦(ちょ遂良)
648 温泉銘(太宗皇帝) 6?? 行書千字文(欧陽詢) 672 集字聖教序(王羲之の集字)
678-747 李思訓碑(李よう) 721 興福寺断碑(王羲之の集字) 758 祭姪文稿(顔眞卿)
764 争坐位文稿(顔眞卿) 766/767-822 久隔帖(最澄) 782?-842 伊都内親王願文
(橘逸勢)平安の三筆
786-842 李きょう百詠断簡
(嵯峨天皇)平安の三筆
810-812 風信帖
(空海)平安の三筆
812-813 灌頂記(灌頂暦名)(空海)
972-1027 藤原行成(白氏詩巻)三蹟 1037-1101 蘇軾(黄州寒食詩巻)宋四大家 1037-1101 黄庭堅(黄州寒食詩巻抜)
/蘇軾(李太白仙詩巻)宋四大家
1088 米ふつ(蜀素帖)宋四大家 1045-1105 黄庭堅(松風閣詩巻)宋四大家 1254-1322 趙孟ふ(前赤壁賦)
1470-1559 文徴明(自書詩帖) 1570-1640 張瑞圖 ちょうずいと 1592-1652 王 鐸おうたく
1626?-1705? 朱とう(八大山人) 1687-1763? 金冬心(金農)揚州八怪の一人 1719-1804 劉よう (劉石菴)
1768-1822 陳鴻壽(臨古帖四種幅) 1768-1822 陳鴻壽 (行書) 1778-1863 貫名菘翁 翻刻左繍叙)
幕末の三筆
1799-1873 何子貞(何紹基) 1829-1884 楊 けん(楊見山) 1829-1884 趙之謙
1829-1884 趙之謙(悲庵手札) 1835-1924 富岡鐵斎とみおかてっさい 1844-1927 呉昌碩ごしょうせき
1881-1956 會津八一(秋艸道人) 1895-1957 辻本史邑つじもとしゆう

草 書 体



303-361? 十七帖 (王羲之) 303-361? 喪乱帖 (王羲之) 生没年不詳(隋) 眞草千字文
(智永)
687 書 譜 (孫過庭) 生没年不詳(中唐)張旭 (草書古詩四帖) 772 懐素 (自叙帖)
1460-1526 祝允明しゅくくいんめい 1570-1640 張瑞圖ちょうずいと 1585-1646 黄道周こうどうしゅう
1592-1652 王鐸 (王鐸詩巻) 1593-1644 倪元ろげいげんろ 1607-1684 傳山ふざん
1758-1831 良寛 1827-1913 中林梧竹(明治の三大家)

隷 書 体





27-30 額済納(えちな)居延後漢簡 66 開通褒斜道刻石かいつうほうやどうこくせき 153 禮器碑らいきひ
153 乙瑛碑いつえいひ 171 西狭頌さいきょうしょう 185 曹全碑そうぜんひ
186 張遷碑ちょうせんひ 562 木 簡(武威王奔新簡) 1687-1763? 金冬心(金農) 
揚州八怪の一人
1687-1763? 金冬心(金農)
「徐伯珍傅」
1743-1805 ケ石如 (ケ完白) 1768-1822 陳鴻壽
1799-1873 何紹基(臨書張遷碑) 1819-1896 楊けん (楊見山) 1829-1884 趙之謙
1906-1988 桑原江南(千字文)


篆 書 体



BC1400頃-BC206頃 金文 1743-1805 ケ石如 (ケ完白) 1799-1870 呉譲之 (呉熙載)
1829-1884 三略 (趙之謙) 1844-1927 臨書石鼓文 (呉昌碩)

か な
  861?946 高野切第一種/第三種 (伝 紀貫之)

近代大家を臨書
1893-1990 藤原鶴来 1895-1957 辻本史邑 1901-1991 小坂奇石
1905-1996 西村桂洲 1907-1983 木村知石 1909-2000 青木研碩
1910-1989 廣津雲仙 1912-1993 青山杉雨 1912-2005 村上三島
1913-000 殿村藍田 1926-2010 榊 莫山 1927-2008 安部杏邨
■書風について (上の表ごとに「書風」の違いを示した)各表の「書体」で例えば「楷書体」の表にあってそれぞれに書いた人が違い造形、筆意の違うものを「書風」が違うという。