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弐百五拾   ホルムズ海峡遠ざかる(2026/3/21)New
弐百四拾九  ミニスピーカー慣らし順調(2026/3/14)
弐百四拾八  ミニスピーカー更新(2026/3/6)
弐百四拾七  ユーロ規制が一歩まともになりました(2026/2/27)
弐百四拾六  PC用ミニスピーカーですったもんだ(2026/2/20)
弐百四拾五  最近の世相(2026/2/14)
弐百四拾四  EV展開が真っ当路線に(2026/2/6)
弐百四拾参  ワイドレンジオーディオ再開すべきか(2026/1/31)
弐百四拾弐  大ゴッホ展「夜のカフェテラス」(2026/1/23)
弐百四拾壱  CDプレーヤー不調(2026/1/16)




弐百五拾   ホルムズ海峡遠ざかる(2026/3/21)
 イスラエルとアメリカによるイラン強襲によってイランが反撃に転じ、中東各国に攻撃すると同時にホルムズ海峡封鎖を敢行しました。これは日本にとって国家存亡の一大事です。

 そんな中、日米首脳会談が実施されました。外交日程の都合上仕方なかったといえ、最悪のタイミングです。どのような仕儀になろうとも印象が悪すぎます。アメリカのイラン攻撃を非難できるならともかく、首脳が轡を並べた図にイラン側から倶に天を戴かずと看做されちゃいます。これで、ホルムズ海峡が遠くなってしまいました。

 日本のスタンスだと、日米同盟なしに日本の安全保障が成り立たないだけでなく、対米貿易でも中国みたいな対抗ツールを持たないとあってアメリカの意向を受け入れるしかないのでしょう。それが日本の現実ではありますが、同時にイランと敵対することによって国民生活のあらゆる面が立ち行かなくなるのも現実です。
 高市総理には、ホルムズ海峡遮断が世界経済を壊すこととなり、ひいてはアメリカ経済にも大きなダメージとなる。なので、ホルムズ海峡通行を回復させるため、イランとの融和を図らなければならないと説得を試みていただきたかったです。非公開の会談中にそのような話があったのかもしれませんが、あまり期待できません。

 ガソリン及び軽油に対する暫定税率廃止を前に、補助金による変動緩和措置が取られています。この状況にホルムズ海峡封鎖による原油調達支障という難事が被さり、ことは重大事になっています。
 4日前のPRESIDENT Online の記事「「ガソリン代が安くなる」と喜ぶのは大間違い…高市首相の「石油備蓄放出&補助金」がもたらす"大きすぎる代償"」です。

 ところが、日本政府がここ数年とり続けている政策は、補助金によって、この市場原理を機能不全にさせているとも言えるのだ

 引用の内容は本文中に書かれています。そこにあるように、オイルショックが日本の競争力を高めた経緯は、我々の記憶に刻み込まれています。また、EUの燃料価格はずっと高止まりしていて、その対応から結果として失敗の面もあるといえ再エネ邁進路線を進められてきました。
 今の日本はと言えば、国民が口を空けて餌を待つ習性が骨絡みとなっています。政治家がまたその意に迎合して、いい顔する巧言令色鮮し仁を地でいってます。結果として、将来負担を増大するばかりで現在の当事者としての責任を放棄しています。
 大阪の高校生が吉村知事に問うた次の質問は対象が違うといえ、構造が同じですから、我々大人たちが省みるべき重大事です。

 教育無償化は現役世代である私たちにとって大きな助けとなっていますね。少子高齢化が進む中、結局は将来の私たち≠ェそのコストを精算することになるのでないかと危惧している。この政策が支払いの先送りにならず、社会全体の生産性を高めて、税収増に直結するという核心的な根拠を“数値”で示してください。併せて、この政策の成否を合理的に判断する具体的な“ゴール”を伺いたいです

 ホルムズ海峡封鎖は大変な事態をもたらすでしょう。ことに際して、我々日本人はいかに向き合うか。願わくば、将来を見据えたドラスティックな対応を望みます。もちろん、私自身もその一員として覚悟を持って向き合います。
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弐百四拾九  ミニスピーカー慣らし順調(2026/3/14)
 お古のI・Oデータ製モニタ(チューナー付TV)のSPが優秀だったことに驚きはありません。かつての家庭用TVの音響はよくできていました。アナウンサーや歌手の歌声、ドラマの話声など実に自然でした。
 日立(Lo-D)、三菱(Daiatone)、松下(Technics)、三洋(OTTO)、シャープ(OPTONICA)、東芝(Aurex)など、いずれも総合家電メーカーでオーディオ部門も充実していました。確固とした開発力を備えていましたから、TV音響についてもプライドをかけて仕上げていたものでしょう。今日のモニタ内蔵SPのように、他社の適当な安物をかき集める仕事とは一線を画しています。今はコストダウンのかたまりですから、かつてのプロダクトとは比べようもありません。現行のEIZOモニタがまさにそれです。

 サンワサプライのMM-SPL6BKNが2ウェイなのは正解でした。下手に足掻かず最初からそうすればよかったんです。ツィータなしでは解決しそうにありません。かつてのTVならフルレンジであっても、テストを繰り返して一定レベルの音を意地でも提供したものでしょう。中には楕円形のユニットで中高域両面に対応したユニットもありましたっけ。今のモニタ内蔵SPにそんなコストは掛けられません。

 最初は満足できなかったMM-SPL6BKNも、一週間ほど鳴らし続けてしなやかさが増しています。人の話し声にも若干の雑味があったのが、今やすっきりナチュラルに仕上がっています。まさにエージングの効果です。楽曲を流しならボリュームを上げても、歪みの少ない音を響かせてくれます。
 エージングがてき面に効いています。改めて考えると、18年以上も使い倒したI・OデータモニタのSPがよい音なのも当然なのでしょう。エージングし切った状態ですから、しなやかさが十全に発揮されていたものと考えられます。

 ということで、新規SPが今後さらなる美音にブラッシュアップされることを期待しています。すでに楽曲鑑賞に関しては、かつての環境を超えています。ウーファユニットがより大きく、アンプの出力も大幅アップしていますから、音量を上げても歪むことなく追従してくれます。もちろん、PC環境で音響に拘るつもりはありません。オーディオ鑑賞については、別途本格的な装置が控えていますから。
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弐百四拾八  ミニスピーカー更新(2026/3/6)
 外部スピーカーの音にどうにも我慢ならず、本日のこと近在の大手家電チェーン店で新しいSPを購入しました。最初から当該店を訪ねるべきでした。パソコン用SPコーナーに足を運ぶと視聴環境が設えられていました。
 なお、外部SPはモニタ脇のわずかなスペースに置くため、幅100mm以下制限とします。メジャーをポケットに訪ねました。

 超安物のDVDプレーヤーと切替機を通して聴く環境でした。切替機の接続がミニジャックだったので、USB接続タイプは視聴できませんでした。それと、セットされたCDが煩いだけの現代音楽だったので、SPの本当のところが解りません。やたらイコライジングし、ジャカジャカ煩いだけで楽器の音色も糞もありませんでした。

 店員さんを捕まえ、訳を話してボーカルもの、それも昔の歌謡曲がソースとして適していると伝えました。探してみますと去った店員さんが持ってきたのが原田知世のCDでした。昔の録音でなく、新しい再録バージョンでした。ということは、今風のナローレンジな安物機器向けにイコライジングされているでしょう。不適ではありますが、前のディスクよりずっとましです。

 これで聴き比べると、人の声の再現性が確認できて正解でした。視聴SPにはミニジャックタイプのサンワサプライ複数とオーディオテクニカが繋がれていて、それなりに鳴ってくれました。ボリュームや高低バランスを調整し、しつこく聴き比べました。で、これならいけると確認し、選定にかかりました。

 そこで、いらぬスケベ心を出して失敗しました。USB仕様とあって視聴環境に繋がっていないサンワサプライのMM-SPU9BKNを買ったのです。木製キャビネットで、より高額な製品だったので、きっと音もよかろうと勝手に想像したのです。

 会計で返品について確認しました。先月、某大手家電チェーン店で買ったUSBタイプがまったくマウントできず、返品にも応じようとしなかった件です。責任者がお相手しますということで、待つと担当者が現われ経緯を話しました。最終的に店頭のノートで接続できるかテストし、繋がらなかったので返品に応じてくれたと。担当者は、繋がらなければ返品で問題ないと確約してくれ、安心して購入しました。

 先ほどパソコンへの接続と音出しを確認しました。さすがサンワサプライです。問題なく繋がりました。肝心の音はというと、駄目でした。サウンドカードで周波数ごとレベル調整を追い込んだものの満足できません。歪みのないナチュラルサウンドにはほど遠いです。フルレンジの限界で、高域が再生されないのでこもり音となってしまします。やっぱ同じサンワサプライのミニジャック対応でツィータ搭載のMM-SPL6BKNにしとくべきでした。これは実際の音も確認したんです。もっといい音をと欲張った結果が残念なことになりました。自分のミスなので諦めるしかありません。

 とはいえ、満足できないまでもいい線までいってます。このまま聞き続ければそのうち気にならなくなるのではと期待しています。などと考えながら、I・Oデータモニタ内蔵SPがいかに優秀であったかと懐かしがらずにいられません。DACの性能もよかったのでしょう。パソコンのサウンドカードのDACより優秀なのも間違いありません。あのレベルを再現しようとの思いは、すっぱり切り捨てるべきなのでしょう。

 下図のとおり、新しいSPの上に古いミニSPを重ねました。



 ELECOMのサウンドバーは梱包してお蔵入りです。上段のミニSPはノートPCに再接続しています。

 3月7日追加
 こもり音にどうしても我慢できず、これはツィータなしに解決しそうにありません。で、先ほどサンワサプライのMM-SPL6BKNを買ってきました。
 店員さんに「昨日買ったやつが我慢ならず買い直しです。昨日買ったやつの返品は可能ですか」と尋ね、「不具合品でなければ無理です」と尤もな返答でした。無理を承知の確認でした。

 帰ってセッティングを終え、音出し確認のうえ、サウンドカードの細かい設定を追い込みました。満足とまではいきませんが、これで我慢するのが穏当だろうと自分を納得させました。
 昨日買ったSPはノートに繋ぎました。ノートで音質を問うのは映画鑑賞くらいです。WOWOWのデマンド放映は、OSバージョンの制約(セキュリティ)からディスクトップでは観られません。洋画の字幕鑑賞が主とあって、台詞の聴き取りは関係ありません。もうこれで決定です。

 下図のとおり、昨日買ったSPを下に、新しいSPは天板が傾斜しているので上に置きました。



 ミニSPが2点余りました。身近な人間が要るようであれば提供したいと考えています。
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弐百四拾七  ユーロ規制が一歩まともになりました(2026/2/27)
 一昨日のRESPONSE ビジネスの記事「「PHEVの不都合な現実」欧州で逆風、なぜCO2排出が「3倍」に跳ね上がったのか」です。全文は読めませんが、肝心の点は伝えられています。

 試験距離を800kmから2200kmに延ばし、EV走行距離の割合を低減。

 PHVはバッテリー走行部分によって、燃費―つまりCO2排出量を低く見積もることができます。そのインセンティブ部分の詳細については知らなかったのですが、これで理解できました。
 試験距離を800kmから2,200qに延ばすとは、ずいぶん厳しい見積もりをしたものです。こんな長距離だと、HVに対する優位面も小さくなるでしょう。LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)の観点からは歓迎すべきことです。もっとも、その外部から得る電気にもCO2排出分があるわけで、EVともどもそこを無視した現状には、まだまだ不十分な点がありますけど。

 メルセデスベンツC300e:12〜16g/km → 47〜52g/km
 プジョー3008:19g/km → 55g/km

 PHV車の燃費試験結果が引用のとおり大きく変わりました。ここまで悪化するものか疑問もありますが、正しい方向での数値であるのは間違いないでしょう。ただ、それでも、HVより優秀な数字ではあります。現行が、95g/kmほどで、次期が65g/kmhほどでしたか。日本式の燃費記載に置き換えると、現行が25km/Lほどで、次期が30km/Lほどでしょうか。これはとてつもなく厳しい数値で、内燃機関では達成が難しいものです。
 現行ではトヨタのみがクリアできてるそうです。次期ともなると、トヨタのHV群でもクリアできるものではありません。

 今回の変更から、危惧すべき点もあります。規制値をクリアするため、各メーカーは今後リリースするPHV車のバッテリー搭載量を増やすのは見えてます。バッテリー容量を大きくすれば、CO2排出量ゼロ距離が増大し、検査燃費が向上します。
 その結果として、車重が増大して製造時の資源負荷が大きくなります。また、タイヤの重量負担増大によるゴム粉塵の問題も無視できなくなります。CO2排出量低減はともかく、全体の環境負荷はますます大きくなります。EUは二酸化炭素抑制に血道を上げる一方で、むしろ環境負荷増大を招いていることから目を背けないでいただきたいです。
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弐百四拾六  PC用ミニスピーカーですったもんだ(2026/2/20)
 昨年7月に弐百拾六   モニタ入れ替え(2025/7/18)のとおりPC用モニタをEIZOに入れ替えました。このモニタ内蔵のスピーカーが不出来なんです。それまで長く使っていたI・Oデータモニタの内蔵スピーカーが歪みのないナチュラル再生だっただけに落差が大きいんです。耳の感度が低下しているとあって、入れ替えたモニタだと言葉の聴き取りに問題が生じています。前モニタだと人語に雑味がなくて聴き取り易かったのが、今のは歪み感から子音が不明瞭なんです。

 そこで、ミニスピーカー購入を検討してきました。これが帯に長し襷に短しなんです。歪みのないナチュラル音声を望むと大ぶりの製品しかありません。机上に収めるには小型でなければならず、望む音が得られません。

 迷ったあげく、某製品を買いました。給電も含めたUSB接続タイプで、これが大失敗でした。
 デスクトップPCにはマウントできたものの、サウンドカードの設定を変更した瞬間に切れ、二度と繋がらなくなりました。それと、USBコネクタがいい加減で音が出たり出なかったりでした。端子を指で保持すると音が出て、離すと音が切れるという駄目さ加減でした。

 すぐに販売店を訪ねて製品の不具合を訴えました。返品したうえ、間違いのないようジャックタイプを買いたいと申し出たものの、開封した以上は応じられないと拒否されました。
 仕方なく、このスピーカーをサブのノートに繋ぐことにしました。で、もうまったくマウントしないんです。いくら新規起動を試みても本体スピーカーから音が出るだけです。これはもう製品仕様と設計に問題があるとしか考えられません。再度、販売店を訪ねました。

 店員さんに経緯を話し、展示ノートで接続を確認すべしと提案しました。で、店員さんが何度試しても、本体スピーカーからしか音が出ず、やっと諦めてくれました。返品のうえ、ELECOMのサウンドバーSP-PCBS01UBKに換えました。

 音質に期待していたわけでないにしろ、私の望む「雑味のないナチュラルバランス」にはほど遠いです。それでもEOZOモニタ内蔵スピーカーに比べればいくらかましです。ということから、EIZO内蔵スピーカーがいかに酷いかの証左ともなるでしょう。

 ところで困ったことがあります。EIZOモニタへHDMI接続で放送映像と音声が送られ、PC出力音声はミニスピーカーへ送られます。従来はPC出力もジャック接続でモニタに送ってたので、モニタ側でPC入力と放送入力を切り替えた際、自動的に音声も切り替えられました。それが外部スピーカーなので、放送入力時にHDMI音声とPC出力音声の両方が出てしまいます。時間差2重音声なんですね。
 そこでモニタ設定を呼び出し、HDMI入力時の音声を別の無関係な入力先に割り当てて無音としました。ただ、それでもHDMI映像とサウンドカード経由のPC出力音声との間にタイムラグが生じます。人物の口の動きと音声がずれちゃうんですね。ナレーションなどでは問題ありませんが、アナウンサーの喋りや俳優演技に違和感が大きいです。仕方ないことではありますが。

 納得がいく音ではないものの、以前よりかはマシになっているのでこれで我慢します。ところで、USB接続のミニスピーカーのマウントに問題があるからといって、メーカー名と製品名を明らかにするのは止めときます。いらぬ恨みを買いたくありませんから。
 外部スピーカーがUSB接続だと、確実性と信頼性が低下します。皆様には、その点留意してください。

 2月21日追加
 このミニスピーカーは有線とBluetooth両対応なので、通電時に選択する必要があります。スイッチを1秒か5秒以上押すかで選択されます。面倒というほどでないにしろ、余計なひと手間が要ります。
 先々で、歪みのないミニスピーカーがもしあれば、再度入れ替える心算ではあります。

 2月21日追加
 サウンドバー式外部スピーカーは、こもり傾向で不満が拭えません。そこで、試しに六百四拾六  PC用スピーカー(2014/3/15)の古いミニスピーカと入れ替えてみました。こちらが正解でした。不満のあるミニスピーカーではありますが、サウンドバー式に比べてすっきり気味で聴きやすいです。もうこれでいきます。もちろん、もっとましなミニスピーカーがあれば躊躇わずに入れ替えますけど。

 そう考えると、I・Oデータのモニタ内蔵スピーカーがいかに優れていたか再認識させられます。ミニスピーカーたちより明らかにレンジが広く、しかも歪み感のないナチュラルサウンドなんですね。人の声も雑味のない自然な響きでした。
 こういうことは珍しくありません。古い機器の方が手間と金が掛けられていて、質が高いのは普通にアルアルです。
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弐百四拾五  最近の世相(2026/2/14)
 一週間ほど前のXeno Spectrum の記事「トヨタが独自の“ゲームエンジン”「Fluorite」を開発:FlutterとDartで次世代デジタルコクピットを再定義」です。

 車載器には、エンジン始動から数秒以内でUIが完全に機能しなければならないという「起動速度」と、限られたメモリや電力で動作し続ける「軽量性」が厳格に求められる。

 これは以前から感じていました。工業製品の組み込み制御にITronファミリーがスタンダードになったのも、この理由です。リアルタイム性、リソースを消費しないコンパクトさ、柔軟な仕様適合、オープンアーキテクチャが肝です。

 その昔、ITジャーナリストのロバート・X・クリンジリー氏が次のようなことを書いていました。なお、うろ憶えです。
 初期のF-18の制御がi386と数十KBのROMに格納されたプログラムによって為されていたそうです。当然、アセンブリによるコードで、瞬間レスポンスと究極のコンパクトさだったそうです。
 このコードを書いた天才プログラマーは、お遊びでWindows3.1をリバースエンジニアリングし、遅い386ノートでありながら、独自アセンブリWindows3.1を爆速で走らせて悦に入っていたそうです。


 5日前のYAHOO! JAPAN ニュース「「老眼」は矯正できる時代に 「多焦点眼内レンズ」による視界改善効果」です。

 私、白内障手術で3焦点レンズを入れ、すでに9年目です。遠中近それぞれのピントを持った高額レンズです。保険が効きませんが、視界確保の便宜に変えられず奢りました。
 ただ、遠く(近視用)は問題ないものの、近く(老眼用)は厳しいです。日常生活を送るうえでの近距離焦点には、なんの問題もありません。しかし、細かい文字情報を読むには適応できません。焦点が完璧に合わないと用を為さず、読み辛いことこのうえなしです。そこで、読書用とモニタ視聴用、それぞれ最適な焦点距離を補正した眼鏡(老眼鏡ね)を使用しています。

 3日前のTHE RIVER 「『ミスト』リメイク映画化決定 ─ 「胸糞ラスト」どう描く?『ドクター・スリープ』フラナガン監督が就任」です。

 原作に忠実に描いて問題ないでしょう。
 異世界生物が現世を果てしなく侵蝕してゆく中、生き残った主人公たちはカーラジオからかすかに「hope」が聴こえた気がします。絶望の中、希望への余韻をまとって終わるものです。
 基本的に読者を鬱々とさせる展開ながら、ラストのこれによって、感情を平穏に戻すことができるという高度な技です。おかげで気持ちよくとまではいかないものの、平安を得て本を閉じることができます。

 映画化されたラストは胸糞で、おそらくS.キングも内心不快だったんじゃないでしょうか。キング氏は取りあえず絶賛を送る大人の対応をしますけどね。


 昨日の讀賣新聞オンライン「休日実施のマラソン業務をボランティア扱い、職員に手当払わず…公益目的通報受け816人分支払いへ」です。

 市はこれまで市民ボランティアらとの公平性の観点などから、市職員もボランティアとして位置づけ、超過勤務手当などを支払っていなかった。

 福知山市は、よくもこんなのが通ると考えたものです。私が奉職してた自治体なら、その業務に就いた時間に合わせ、半日か一日いずれか振替休日で対応しました。その上で見過ごせない半端部分については超勤手当てを支払うというものでした。よくも、こんなのを通したものです。しかも、会計年度任用職員にまでボランティア趣旨を強いる凶悪さです。脳みそが沸いてます。

 ボランティア頼みで、それ以上の負担ができないなら、そんなイベントは止めりゃあいいんです。地域振興とか地方再生とかのお題目の元、負担ばかりのイベントでむしろ地方が疲弊するという。こういうのを“イベント地獄”っていうんです。
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弐百四拾四  EV展開が真っ当路線に(2026/2/6)
 ニューズウィーク日本版の本日付け記事「カナダ、EV義務化を撤回 購入奨励策と排出規制で普及促進へ」です。以下に引用します。

 カナダのカーニー首相は5日、電気自動車(EV)販売の義務化計画を撤回し、新たな燃費基準を導入するとともに、EVの購入と充電設備向け優遇措置を強化する方針を発表した。
 個人・企業によるEVの購入またはリースに対して最大5,000カナダドルの奨励金を提供するため、23億カナダドル(16億8,000万米ドル)を拠出する。EVの充電設備にも15億カナダドルを充てる方針。また、自動車製造業界のEVへの移行を支援するため、最大31億カナダドルを拠出する。
 一方、2027─32年モデルについて、より厳しい排出ガス基準を導入するとし、これが35年までにEV販売を75%、40年までに90%とする目標の達成に寄与するとした。
 カーニー氏は記者会見で、EV販売義務をより強力な排出ガス基準に置き換えることで、「国民にとって重要な結果に焦点を当てながら、自動車産業に過度の負担をかけることを回避できる」と述べた。

 環境保護団体の環境防衛は新たなEV戦略について、「大きな後退」と批判した。

 カナダ自動車工業会はカーニー氏の措置を称賛し、「新たな購入インセンティブと強力な充電インフラ戦略を支援する資金は、EVの普及を継続的に促進する助けとなるだろう」と述べた。

 カナダの方針転換は好ましいものです。本来こうあるべきなんです。EUのユーロ規制もまた、近しい面があります。ただ、LCAの観点が抜けているのが残念なんです。

 先週、放送されたBS「日経NEXT」で、トヨタのHV3割増産テーマの特集がありました。番組中、ドイツが13か月前にEV補助を打ち切った件をフリップに載せていました。
 でもね、2026年度予算でEV購入補助金の手当てが決定しています。また、電気自動車に対する自動車税の免除も延長することに決定しています。どうも、番組制作関係者は知らないみたいです。

 これはユーロ規制の趣旨に沿ったものです。シリーズ式とPHVでCO2排出量が60g/km以下が対象となります。この数値は現行95g/kmの次に控える極めて厳しいものです。
 ただ、PHVがPHEVと呼ばれるように、バッテリー蓄電量の比重が大きく、外部電源の利用も可能とあって、化石燃料の消費が少なくなります。そのため、ユーロ規制でPHVの場合、CO2量/kmの数値を半分に看做すインセンティブが与えられています。PHVの優遇は知ってましたが、シリーズ式も同様な対象と看做しているのでしょうか。たしかにエンジンは発電用途で、あとは純粋にモーター駆動ですものね。

 60g/kmをクリアするとなると、そもそもパラレル式HVでは難しいです。もちろん、シリーズ式も無理でしょう。いかに半減と看做しても厳しかろうと思います。それでも、単純に内燃機関を禁止するのでなく、CO2排出量を小さく抑える、つまり、燃費を良くする方向で規制するのは理に適った正当な方向性です。

 ユーロ規制の趣旨に残る問題点は、LCA(Life Cycle Assessment)の観点です。EVであっても、外部電力を生むにはCO2が発生しています。そこを無視する現行規制では、重要な点がすり抜けています。
 また、CO2だけを問うのは間違いです。バッテリー製造の際の環境汚染、廃棄した際の危険性など大きな問題です。それと、EVが積むバッテリーは過大な重量負荷となっているため、タイヤ摩耗による粉塵、道路への負荷なども避けてはいけない問題です。EVやPHVが電気使用するメリットだけでなく、大きなデメリットにも目を向け、ペナルティも科すべきかと思います。

 そうすれば、HVこそが最大メリットを提供できるシステムだと気づくはずです。
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弐百四拾参  ワイドレンジオーディオ再開すべきか(2026/1/31)
 オーディオマニアたちは、老齢に差しかかると嗜好に変化を来します。重いものを扱えなくなり、軽い機器に変更します。また、大音量が苦痛になって静かに暮らしたくなります。小音量で大人しく聴くなら、重厚長大路線は無用ですから。
 私も、重し用のTGメタル(鉛インゴッド)を処分しました。一昨年にアンプ修理で発送しましたが、次はないなあと痛感しました。40kg強のアンプの持ち運びに四苦八苦しました。しかし、次の記事を読んで、もう少し現有機器を活用しようとか考え始めています。

 「40Hzの音」を聞くと“脳のごみ”を2倍洗い流す 霊長類で実験 アルツハイマー病の新治療へ

 一般ユーザの視聴環境だと40Hzは出ません。オーディオ界では、40Hz以下が超低音、それ以上が重低音、それより上が普通の低音の扱いです。大口径ウーハか長いホーンロードを利したスピーカーが必要で、必然的に大型システムとなります。40Hzをふんだんに再生するなら、それより下の超低域からの再生が可能でないと無理です。ヘッドフォンなら普通に手に入るでしょうけど。

 私もボケが進行していて、なんとか食い止めたいと思ってます。で、現有機器なら40Hz再生が可能なので、以前みたく超低域再生オーディオを再開すべきか迷ってます。
 そのためにはソースが必要で、所有している長岡セレクションの再登場となります。定番のテラーク版が代表で、その他いろいろあります。弐百六拾五 可聴帯域(2006/9/23)にも、超低域再生について書いています。
 富士総合火力演習のディスクも有名で、数枚持っています。それらはペアマイクによる生録で、凄まじいまでの音場を再現してくれます。今も、流していて、155mm榴弾の発射音から着弾音、90式が眼前を通り過ぎる際の擦過音、ライフル砲と異る120mm滑空砲、戦闘ヘリがばら撒く20mmの射撃音、実弾射撃だと音に質量があるんですね。

 などと、ボケ防止目的で、かつてのワイドレンジオーディオを再開すべきか悩んでいます。こういう音は耳に負担となり、脳はともかく、聴力の劣化促進という別問題があって痛し痒しです。
 それと、手軽に超低域を聴くならヘッドフォンに優るものはありません。現在のところ手持ちはないものの、検討してみようかなとか、よからぬ誘惑に晒されています。
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弐百四拾弐  大ゴッホ展「夜のカフェテラス」(2026/1/23)New
 昨日のこと、神戸市立博物館が開催している「阪神・淡路大震災30年 大ゴッホ展 夜のカフェテラス」を観覧してきました。神戸市立博物館を訪ねるのは、七拾     フェルメールの真実とベラスケスの俊髦ぶり(2022/8/3)に続いて二度目です。

 

 クレラー=ミュラー美術館所蔵のゴッホ100点ほどのうち、第1期(前期)分を鑑賞しました。この展覧会開催に合わせ、「夜のカフェテラス」がニュースや美術番組でも採り上げられました。なんとか観たいと思っていたら、地元旅行代理店が日帰りバス旅行として企画してくれました。

 オランダ時代にモチーフとした有名な農民たちの作品群もあり、目を楽しませてくれたのですが、作品保護の観点から照明が暗かったのが残念です。ミューラー美術館が指定する照度があるので仕方ありません。この時期の「じゃがいもを食べる人々」が好きなんです。期せずして観ることができて幸せでした。

 目玉の「夜のカフェテラス」は作品正面位置を指定区画とし、そこに至るに並ぶ必要がありました。おかげでゆっくり詳細に鑑賞するわけにもいかず、専ら撮影に専念しました。



 上図がそれで、若干右側が切れています。本当は撮影よりじっくり現物鑑賞に重きを置きたかったのですが、列に並んでの順送りとあって、そうもいきませんでした。それならと撮影を優先しました。
 撮影可だったのは、上を含めて5作ほどでしたっけ。あと、有名な自画像のひとつもOKだったので、しっかり撮影しました。



 2月からは第2期(後期)となり、「アルルの跳ね橋」が目玉となるそうです。目玉をばらけさせ、両展覧会に足を運ばせようって算段なのでしょう。

 ゴッホ作中で一番好きなのは「カラスのいる麦畑」ですが、別の美術館所蔵なので今回は観ることができません。いずれオランダ旅行を敢行し、死ぬまでには観ようと思っています。オランダへ行けば、レンブラントの「夜警」も観ることができるし、フェルメールやボッシュ、ブリューゲルにも会えますから。

 ミュージアムショップは下図のとおり大盛況で、あまりの混雑に入るのを止めました。



 館内の暖房に当てられて喉が渇いたので、上図左手にある喫茶室に入り、久しぶりにビールを飲んでゆっくりしました。
 地元での展覧会であれば第2期にも足を運ぶのですが、遠方とあってなかなかに面倒です。残念ですが、「アルルの跳ね橋」は諦めます。
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弐百四拾壱  CDプレーヤー不調(2026/1/16)
 愛機は19年前に買った中古のmarantz SA-11S1です。購入して数年は快調でしたが、やがて経年劣化が現れました。
 オープン、クローズ動作がぎこちなくなりました。劣化具合は徐々に進行し、オープン時にトレイが全開しなくなりました。さらには、僅かにスライドするだけで手で引いてやらなければいけなくなりました。閉じる際にも完全に閉まらず、人力で最後の一押しが必要になりました。

 その状態で数年が経ち、長くCDを使っていなかった中、先週のこと久々にCDを聴こうとオープンスイッチを押すと無反応でした。何度も繰り返すと僅かに開きました。以前であれば、手でスライドを促せば全開したものです。それが固着したようにビクとも動きません。クローズスイッチを押しても反応せずで焦りました。

 何度もオープン、クローズスイッチを押して、やっと閉じることができました。再度開こうとしても、やはり僅かなスライドしかせず、力ずくで引き出しました。そのとき嫌な音がしまして、明らかに無理な力を加えた模様でした。
 壊してしまったかと焦りました。取りあえずクローズさせ、どうするか考え込みました。やるべきことは、普通に考えると筐体パネルを開いて内部機構を確認しながら、正規動作を促すことです。

 背面ケーブルを外してラックから取り出しました。ネジを外して上面側面一体パネルを外そうと観察して絶望しました。裏面パネルと複雑に絡み合っていて、裏面のコネクタ類を除かないと外せないんですね。これは素人がやっちゃあ駄目な作業です。

 マランツのサイトから修理依頼の頁を開き、内容を確認して考え込みました。関西サービス拠点に送らなければならず、修理費そのものは安くて済みそうですが、荷づくりや宅配手配が面倒くさいんです。

 そこで、修理に出さずになんとかできないものかと一計を案じました。機械動作の不調は寒くて冷えきっていてることも一因だろうと、まずは機器を温めてから作動すべしと。数時間電源を入れっぱなしにし、機器が温まるのを待ちました。満を持して上のオープン動作をさせると、かつてのように僅かに開きました。そこで、人力でスライドさせて全開にしました。このときは本当にホッとしました。

 ここで念を入れることにします。ディスクを挿入し、後はひたすら繰り返しプレイし続けました。これが効いたみたいで、オープン、クローズ動作を繰り返し、馴染みを与えてやりました。

 機械というものは使わないと動きが悪くなるものです。愛機のCDプレーヤーのベルト等スライド機構が劣化しているのは間違いありません。それでも日常的に使っていれば、馴染みから動作するものでしょう。その日以来、毎日CDの電源を入れ、演奏させています。
 なんとか以前のように、スライド機構が不調ながら一応がとこ動作するレベルにまで復帰しています。機械機構が劣化している以上、これよりよくなることはありませんが、悪くならないよう見守っていきます。
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